ボルサリーノ

091105_1422421.jpg 敷田コンシェルジュと

高島屋の特選売り場で帽子を買いました。
有名なイタリアンブランド、ボルサリーノの帽子です。

アランドロンの映画のタイトルや、少年隊のヒガシの歌にも出てきますね。
マフィアの帽子と思っている人もいるみたいだけど、
確かに、チンピラ達は出世してボルサリーノを被るのが目標だったとか。

とに角、イタリア男にボルサリーノは良く似合う。
冬のベネチアで、ボルサリーノに切りっぱなしのムートンのコートの男の、
余りの恰好良さに、男の僕でさえ思わず見惚れてしまった程です。

世界中のお歴々もボルサリーノの愛用者でした。
ナポレオンⅢ世、ムッソリーニ、チャーチル、トルーマン、ヘミングウェイ、
チャップリン、ゲーリークーパー、ロバートレッドフォード、
そうそう我等がヒロヒト天皇も顧客だったらしい。

普通のフェルト製は7万円位ですが、今回の物はビキューナという
稀少で最高級とされる獣毛素材のニューコレクションで、13万円。
ボルサリーノは夏のパナマも含め、約10個のコレクションを持っていますが、
その中で一番高い代物です。

家人の顔が脳裏にちらつきましたが、「小池さんはコレッ!」との、
担当の澤田嬢の一言に、家人は消滅、即決です。

江戸っ子で見栄っ張りの僕は、こういう時断れません。
「飛んで火に入る夏の虫」とか「恰好のカモ」とか、
家人からいつも揶揄されますが、多分死ななきゃ治りません。

いつもは年2回行くイタリアで、ローマはポポロ広場の店か、
ミラノではガレリア建物内の店で買うのですが、
リボン取り替えなどのアフターケアを頼むのに便利なので、
日本の店(高島屋)でも買うことにしています。

高島屋では、正面玄関口に居る後輩の敷田コンシェルジュに合うのも楽しみの一つ。
敷田君は早稲田大学出身で、入社以来30年営業畑だったのが
9年前にコンシェルジュに転身し、日本の百貨店では初の
「レ・クレドールジャパン」(現・日本コンシェルジュ協会)会員となった人。
63才ですが定年がありません。

謙虚にして驕らない誠実味ある態度に、お客からの評判も上々、
コンシェルジュに生れついたかの様です。
でも、現役で顔見知りは彼くらいになってしまって、淋しいものです。

ボルサリーノを被っていると良い事があります。
先ず、レストラン等では支配人が一番いい席に案内してくれたり、
ホテルにチェックインする際、部屋をアップグレードしてくれるのです。

初めはハゲ隠しの気持ちで被り始めたボルサリーノですが、
この快感から、もう僕のマストアイテムとなりました。

それに自称、ハートはイタリアンの僕は、
あのベネチアで見掛けた男に、すっかり成り切り気分になれるのです。
(「今日はいい日だ!」)

IMG_1754.JPG 今年の正月に、ローマのポポロ広場店の前で

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このページは、infoが2009年11月 8日 21:38に書いたブログ記事です。

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