2/9(火)
今日は所用があって表参道に行った。
表参道は以前事務所を構えていた事もあり、懐かしい処だ。
しかし、久し振りの表参道の余りの変わり様に驚いた。
まるで、知らない処に来た様だ。
昔、原宿駅前に住んでいた家人が見たら、何と言うだろうか?
用事を終え外に出て、あてもなく散策した後カフェに入り、
人の流れを瞳に映しながら、暫し感傷に浸る「この街で僕は異邦人だ・・・」。
同潤会アパートが表参道ヒルズになったのは2006年の事だから、
4年間、この辺りには来ていなかった事になる。
どうも歳につれて行動範囲が狭くなるようだ。
昔は銀座で飲んだ後、女の子達を連れて赤坂や六本木に繰り出したり、
新宿まで足を延ばす事もあった。
食事にしても、青山や恵比寿、代官山、西麻布に、やれフレンチだ、
やれイタリアンだと、何の苦もなく行ったものだ。
ところが今は仕事を別にすれば、佃の家から東は東陽町止まり、
北は浜町、西はせいぜい銀座八丁目、南は晴海くらいか。
晴海よりだいぶ南に在るお台場は、5年位前までは良く行っていたが、
近頃はさっぱりになっっているし・・・
そう考えると、家から半径3kmの中でうろうろしている事になる。
これが今の僕のテリトリーと云う訳だ。
人はテリトリーを小さくしながら老いて行く。
そして最後はベッドの中だけになるのだ...
そうこうしているうち、古賀欽也さんから電話があったので、
夕飯を一緒にと、先週オープンした「熊はん」に招待した。
エトランゼ気分にオサラバして、テリトリーの北限の浜町へ向かう。
タクシーの中から電話で、家人も呼ぶ。
後で、欽也さんと二人だけで「熊はん」に行ったと知れたら
どんな事になるか分からないもの...(怖)
開店して未だ6日目の「熊はん」
今宵は、近くの会社の重役と思しき紳士達が、カウンターに陣取って、
杯を傾けている。
この夜は「たん熊」の部長さんが助っ人に来ていた。
部長さんは僕のブログを読んでくれていて、「小池鉄平」で
検索すると「タレントの小池徹平」ばかり出てくるのが悔しくて...
などと、嬉しい事を言ってくれる。
店長の林さんは、料理人が大勢いる大丸店の料理長だったのが、
この店では若い板前さんを二人使うだけ、調理場も慣れぬ事だし、
何かと大変そうだ。
加えて、黙っていても客が入る東京駅近くの店から、
人通りのあまり無い路面店への転出で、大分勝手が違うようだ。
(夜、灯りが点いているのは此処だけだ)
営業のプレッシャーも掛かってくるだろうし、
これから暫くは、林さんにとって試練の時が続くだろう。
しかし「艱難(かんなん)汝を玉にす」と云う言葉がある。
僕なんか艱難の賜物で、まん丸の玉になりました、頭がね^^
欽也さん、僕、スタッフの紅一点と部長さん
